獣医師様へ To veterinarian

関節炎

開発Key Opinion Leader:田村 勝利 獣医師(アニコムホールディングス株式会社顧問、愛甲石田動物病院 非常勤獣医師)

イヌの関節炎を対象に、イヌの皮下脂肪由来間葉系幹細胞を用いた細胞治療を行っています。

イヌの関節炎は、関節軟骨や滑膜の損傷による炎症から、痛みや跛行(足をひきずるようにして歩くこと)を引き起こす病気です。原因はさまざまで、自己免疫の異常による免疫介在性のもの、感染や他の基礎疾患に反応して起こるものなどがあります。免疫介在性の場合、治療は炎症の緩和、免疫バランスの調整を目的としてステロイドや免疫抑制剤を使用しますが、生涯投与が必要になることや、うまく減らすことが出来ても症状が再発してしまうことが多くあります。

この免疫介在性関節炎に対し、細胞のもつ免疫調整作用を利用することで、関節の免疫バランスを整え、炎症を鎮め、従来の治療薬を減らすことが出来るのではないかと期待されています。

関節炎の治癒過程の様子(マウスの症例)

関節炎の細胞治療にご興味がある獣医師様、また、ご紹介いただける患者様がいらっしゃいましたら是非当院までお電話いただくか、お問い合わせフォームよりご連絡下さい。

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