当院の診療施設は、臨床開発(科学的エビデンスの構築)を⾏う場としてのラボ設備と実診療を⾏う医療設備が併設されていることが⼤きな特徴です。基礎研究の成果を先端的な診療法として実⽤化していくためには、「開発の場(ラボ)と実⽤の場(病院)の⼀体化」が、開発効率の上でも⾮常に重要と考えております。
パイプラインとして予定している対象疾患と類似疾患の除外診断を⾏う医療機器や、各専⾨科に特化した医療設備が完備されていることはもちろんのこと、当院内の細胞培養施設で培養・品質保証された細胞をタイムリーに投与し、その反応・効果を評価することができます。
また、治療法の開発だけでなく、細胞治療に必要な診断法の開発も⾏い、治療とそれに必要な診断が⼀体となった細胞治療のトータルソリューションや、医療情報サービス事業の開発の場としても活⽤してまいります。
さらに、院内にセミナールームを設置しており、各分野の専⾨家による専⾨診療や細胞治療等に関連する情報を発信していきます。
当院は、イヌの皮下脂肪由来の間葉系幹細胞を用いた細胞治療を行っています。