大学や企業が行ってきた基礎研究成果を、先端的な診療法として実用化することに特化します。大学や企業と積極的に協働し、より多くの疾病に細胞治療を適応することを目指して開発を行っています。
細胞治療を「投与された細胞が分泌する生理活性物質が、周りの細胞や環境に影響を与えることで、炎症を抑制したり免疫を調整したりといった働きをし、身体を元の正常な状態に戻そうとする」治療法と捉え、その働きに合致した「対象疾患候補」について、治療法の開発を進めてまいります。
さらに当院は、均質で質の良い細胞を投与し、適切な診察の下に確定診断のついた症例の数を揃えることで、MSC投与後、予後の経過を客観的に観察し、統計的なデータを踏まえたエビデンスを取得していきます。