自由が丘どうぶつ病院

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実際の治療例等

Disease

2021.06.10

皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症とは

皮膚糸状菌という真菌(カビ)が感染することで、脱毛や痒みを引き起こします。すでに感染しているどうぶつに接触したり、真菌が付着したタオルやクッションから感染する場合があります。

真菌が付着したどうぶつ全てが発症するわけではなく、免疫力の弱い子犬、子猫や高齢の子が発症しやすいです。ヒトにも感染する可能性があります。

当院での治療例

猫 ミヌエット 3歳

耳の毛が抜ける、皮膚がカサカサしているとの主訴でご来院されました。
抜毛検査、ウッド灯検査にて皮膚糸状菌症の可能性が高いと診断し、抗真菌薬の内服および外用薬による治療を開始しました。定期的に通院して頂いて治療を継続し、検査で陰性となったため、治療を完了しました。

 

治療前:耳の毛が薄くなっており、表面に皮脂の付着がみられます。
治療後:痂疲(かさぶた)が形成され、毛も生えています。

犬 ダックスフンド 1歳

マズルに鱗屑(フケ)がみられたため来院されました。

皮膚の検査で、マズルと左耳に皮膚糸状菌が検出されたため、塗り薬を処方しました。
その後は当院の皮膚科認定医による治療を継続したところ、皮膚糸状菌は消失し、マズルと左耳の鱗屑(フケ)が良化しました。

治療前:マズル周囲と左耳に鱗屑(フケ)がみられました。
治療後:マズル周囲も左耳も鱗屑(フケ)が少なくなりました。

猫 mix 3か月齢

皮膚に脱毛がみられるとのことで来院されました。

皮膚検査の結果から真菌症と診断し、内服薬と外用薬を処方しました。
処方から2週間後には皮膚のかさぶたがなくなり、発毛もみられたため、内服薬は中止し、外用薬のみに変更したところ皮膚の状態は良くなり、治療終了となりました。

治療前:尻尾に脱毛がみられ、かさぶたもできています。
治療中:尻尾の毛はまだ薄いですが、かさぶたが少なくなりました。

猫 Mix  8歳

皮膚の赤みやただれを主訴に来院されました。

頸部の皮膚に、脱毛や発赤、びらんが認められました。皮膚検査では、真菌や細菌が検出されたので、内服薬、外用薬を処方しました。
1週間後の再診時には、皮膚の赤みが少なくなり、良化しました。

治療前は赤みがありましたが、治療後赤みが少なくなりました。

猫 スコティッシュ・フォールド 1歳

皮膚の脱毛を主訴に来院されました。

両耳に脱毛や発赤がみられました。自宅での外用薬の塗布が難しいとの事でしたので、内服薬を処方しました。
2週間後の再診時には発毛がみられ、休薬後も、症状は改善したため、治療終了といたしました。

両耳に部分的な脱毛がみられましたが、治療後、脱毛していた部分に毛が生えてきました。

猫 ペルシャ 1歳

右耳をよく掻くとのことで来院されました。
右耳の付け根の毛が抜け、かさぶたができてたので、内服を処方しました。
1週間後の再診では、良化傾向にあったため、内服を継続しました。
その後、皮膚の状態が改善したため、治療終了としました。

右耳の付け根の毛が抜ています。かさぶたもたくさんできていました。

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