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休診日 :日・祝日の午後は休診となります
診療案内:わんちゃんの飼い主様へ
Medical : For Dog Owners
飼い主さまと一緒にわんちゃんの健康管理を行うことで、
わんちゃんのより良い暮らしをサポートします。
人間にインフルエンザや成人病など健康を損なう病気があるように、わんちゃん特有の病気や、一緒に暮らしている飼い主さまでも気付きにくい疾患というのもあります。かわいいわんちゃんと長く幸せに暮らすためには飼い主さまの日々のケアも不可欠です。しかし飼い主さまだけで考える必要はありません。動物病院はどうぶつを治療するためだけではなく、わんちゃんの健康管理を考える、飼い主様のお手伝いをすることも、大事な仕事のひとつです。ごゆ動物病院では、飼い主さまには、かかりつけの動物病院を作り、一緒にわんちゃんの健康管理を行っていくことをお勧めします。当院では、定期的な検査と、ワクチンやフィラリア予防などの「犬の予防プログラム」を飼い主さまと共に行っていくことで、わんちゃんの健康維持に努めています。
わんちゃんの健康維持のため、動物病院での定期的な検査をお勧めします。検査内容は、血液検査・レントゲン検査・腹部と心臓のエコー検査・尿検査・心電図検査・血圧測定・眼科検査・アレルギー検査など多岐にわたりますが、すべての検査を毎回行うのではなく、長期的にみてまんべんなく検査できるように調整していきます。
計画的なワクチン接種は、わんちゃんの健康管理の基本になります。かかりつけの動物病院を作ることで、うっかり忘れることも少なくなります。
狂犬病ワクチンとは別に、「混合ワクチン」を接種することも重要な予防方法です。わんちゃんだけが発症する特有の感染症があり、放っておくと、他のわんちゃんに拡げてしまうだけでなく、発症すると命を落とす確率が高い病気がいくつもあります。接種のタイミングは、仔犬の時期は特に注意が必要です。
親犬ゆかりの免疫(移行抗体といいます)が残っているので、複数回の接種が必要です。生後7週齡(約50日)くらいで1度目の接種を約30日後に2度目の接種をします。ただし生後6週齡(約40日)以前に1度目の接種を受けている場合は、初年度3回接種になる場合があります。その後は、1年に1度の追加接種となります。
成犬の場合は、1年に1度の追加接種で予防します。
混合ワクチンの種類はいくつかありますが、5種、6種、8種がよく使われています。フェレットには、犬用2種を接種しています。
生後91日を過ぎたすべてのわんちゃんに、1年に1度接種し登録することが法令により義務づけられています。初年度はワクチン接種とともに登録を行います。次年度からは注射と済票のみとなります。病院でも、注射や登録は年中いつでもできますので、忘れず受けるようにしてください。
フィラリアは長さが30cmの寄生虫でわんちゃんの心臓の中に寄生します。寄生してしまうとフィラリア虫の摘出手術をしないといけない場合もあります。予防方法は、1.月1回の飲み薬を5~11月に投与する方法。2.1年間有効の注射薬を1年に1回注射する方法。の2つの方法があります。当院では、成犬で体重が一定に安定している場合は数ヵ月分の薬をまとめてお出しすることもできます。注射薬の場合は、1回の注射で1年間効果が持続しますので、予防の管理も楽になります。当院でのフィラリアの注射は年中いつでもできますので、定期健診のスケジュールに入れている飼い主さまも多いです。
生後1年以内に歯は、乳歯から永久歯に生え変わりますが、まれに乳歯が抜けないで残ってしまうことがあります。この抜けそびれた乳歯や、食餌の内容によって歯石が付着し易くなります。仔犬の時から、歯みがきジェルなどで毎日歯みがきをしてあげるのが最良です。年に1~2回は歯の健康チェックを行い、必要ならば歯石除去を受けさせてあげてください。定期的に歯石を除去することによって、健康な歯を長続きさせられる様になります。
お散歩時などに拾ってしまい、お宅に持ち帰ってしまいます。予防的に駆除薬を使ってあげてください。カイセンダニや耳ダニや、お腹の虫にも効くタイプもあります。
かつては、「望まない子犬を増やさない」ということを一番の目的に、避妊、去勢が行われてきました。近年ではその目的ではなく、わんちゃんの健康と長生きのために手術を選択する飼い主さんが増えてきています。
乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、子宮内膜炎、卵巣腫瘍などの生殖器の病気を予防できます。わんちゃんに多い「偽妊娠」を避けることができます。発情にともなう体調の変化やストレスから開放されます。望まない妊娠を避けることができます。
全身麻酔をかけてお腹を4~5cmくらい切開して、左右の卵巣と子宮を摘出します。
※一泊入院します。
体調不良のときは避け、健康な状態で行います。何歳でもできますが、生後6ヶ月くらいが一般的です。
太りやすくなることがありますので、適切な食事管理をしましょう。
前立腺の病気、精巣腫瘍、肛門周囲腺腫、会蔭ヘルニアなどの病気を予防できます。マーキングやマウンティング、遠吠え、脱走、他のわんちゃんとのケンカなどの問題行動を改善する可能性があります。女の子を追い求める発情のストレスから開放されます。望まない妊娠をさせてしまうことを防ぐことができます。
全身麻酔をかけて、陰嚢近くの皮ふを1~2cmくらい切開し、左右の精巣(睾丸)を摘出します。溶ける糸を皮膚の下に埋め込むので、抜糸は必要ありません。
※一泊入院します。
体調不良のときは避け、健康な状態で行います。何歳でもできますが、生後6ヶ月くらいが一般的です。
太りやすくなることがありますので、適切な食事管理をしましょう。