【レポート】椎間板ヘルニア手術後のリハビリテーション
本日より、当院での椎間板ヘルニアの手術後リハビリテーションの取り組みを不定期でレポートさせていただくこととなりました!
同じ病気で手術後のリハビリに迷われているご家族の皆様の参考になればとも思いますので、是非ご活用くださいませ。
リハビリレポート第1弾は7歳7か月齢、ミニチュア・ダックスフントの女の子『風』ちゃんです。
【診療履歴】
2017年6月1日に痛みと後肢ふらつき,次の日には後肢麻痺(グレードⅣ)。
6月13日に当院で画像検査を行い胸椎の12-13番に椎間板物質による脊髄圧迫病変を確認し外科手術へ。
6月21日の退院時は右の後肢の反応の回復が見られ、腰も少し持ち上げられる状態でした。
今回は退院後2回目のリハビリの様子をレポートします!
2017.8.4(金)
飼い主様の印象としては右後肢の方がまた弱い気がするとのことでしたが、前回よりもふらつきも減り両肢とも耳をかく仕草が取れるとのことでした。
本日行ったのは『レーザー照射・屈伸・サイクリング・補助起立・座位保持・バランスディスク・障害物歩行・水中トレッドミル』です。
陸上リハビリの際はまだふらついたり腰が落ちたりしてしまいますが、何とか倒れずバランスを保てる場面もみられました。
水中リハビリは前回より水位を少し増やしました。抵抗やふらつきも上がって、右後肢が少し弱く感じましたが、ナックリングもなく経過はとても良好です。今後は水中リハビリでもウエイトを使用して後肢の筋力維持を目指します!
以上、第1弾のリハビリレポートでした!
今後も不定期にはなりますが、レポートしていきますのでよろしくお願いいたします。
*レポートの掲載に際し、飼い主様より許可を得たうえで写真等使用させていただいております。
愛甲石田動物病院