2019.02.12
【皮膚病】犬のアトピー性皮膚炎について(1)
人と同様に犬にもアトピー性皮膚炎があるのをご存知でしょうか?
犬のアトピー性皮膚炎は、最も一般的な犬のアレルギー性の皮膚病で、
良くなったり悪くなったりを繰り返す、痒みを伴う湿疹が特徴です。
この病気は、生後6ヶ月から3歳頃に最初の症状が出るのが一般的ですが、
より高齢で発症するケースもあります。
発症には、犬種や居住地域などの多くの要因が関与すると考えられています。
犬種によって発症率に差があることから遺伝的な影響が考えられており、
海外でのアトピー性皮膚炎を発症しやすい犬としては、
ラブラドールレトリバー、ウエストハイランドホワイトテリア、ミニチュアシュナウザー、
パグ、ヨークシャーテリアなどが報告されていますが、
これらに加えて国内では、柴犬での発症が多いように感じています。
【初期のアトピー性皮膚炎の柴犬】
次回は犬のアトピー性皮膚炎の原因等についてお話させていただきます!