立ち会い手術の目的
インフォームドコンセントの徹底の一環として、「大切なわが子が心配でたまらない」「どんなことをしているのか見ておきたい」といったご不安を抱えている飼い主様に安心していただくために、ご希望の方には手術の立ち会いが可能となっております。
(現在は田村勝利獣医師執刀の整形外科・神経外科手術に限らせていただいております。健康状態や、病院拠点によりご希望に添えない場合がございますのでご了承ください。)
ご希望がある際や、疑問などがありましたら、診察時にご相談ください。
どうぶつの手術の難しさ
どうぶつの手術には高度な医療プロセスが必要です。
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コミュニケーション
どうぶつは言葉でコミュニケーションをとることができないため、症状や不快感を伝えることが難しく、病気の診断には獣医師の高度な技術が重要です。 -
大きさや種類の違い
どうぶつの種類や大きさによって手術のアプローチや技術が異なります。
小型犬と大型犬では、手術の難易度や必要な設備が異なることがあります。 -
麻酔の管理
動物の麻酔管理は、個体や種類によって異なり、特に子犬や高齢の動物ではリスクが高まることがあります。当院では難易度の高い手術については麻酔専門医を配置することでより安全な手術を行っております。 -
チーム医療
通常、手術は術者、助手、麻酔管理、器具出し、外周り担当、といった医療チームで行いますので、連携が必須になります。
チーム編成は術式の難易度により変わりますが、整形外科の手術は5名程で編成されることが多いです。 -
飼い主様が最も重要なチーム員
どうぶつの手術には、飼い主様のご協力が必要不可欠です。
少しでも気になる症状や日常生活の様子を詳細にお伝えいただくことが重要になります。
また手術後、ご自宅に帰られたときの体調管理なども行っていただくこともあります。
つまり、飼い主様は最も重要な医療チーム員です!
そのため当グループは立ち会い手術を広げていくことといたしました。
アニコムグループが目指す獣医療
アニコムどうぶつ病院グループは、すべての生命の幸せを追求する「地球のお医者さん」をめざします。
どうぶつはもちろん飼い主様へも安心していただけるよう適切な獣医療を提供してまいります。