「治らない」から「治す」

どうぶつの幹細胞を利用した再生医療(細胞治療)や、
CT・MRIなどを用いた高度医療機器による診療を行っています。

再生医療(細胞治療)

「再生医療(細胞治療)」 とは、化学的な成分の薬とは異なり、生きた細胞をそのまま体内に投与して、ケガや病気の治療を行うものです。現在、人の医療だけではなく、どうぶつ医療でも新しい治療法として世界中で研究され、実用化されつつあります。

従来の治療法では、効果がなくなってしまったり、副作用が強すぎて治療を継続できなくなったりすることがあります。
そのような場合に、身体が本来持つ修復機能や自己治癒力を利用する、従来の治療法とは考え方の異なる再生医療(細胞治療)なら、治療の効果を期待したり、副作用をおさえて治療を継続したりできる可能性があります。

高度医療

病気の早期発見および適切な治療提案のためにCTやMRIなどの高度医療機器を導入するとともに、地域の獣医療の発展のため、積極的に2次診療も受付けています。

CT(Computed Tomography)

CTとは、X線装置が体の周囲360度を回転しながら連続撮影することで、どうぶつの身体の断面を撮影する装置です。
レントゲン検査より感度が高く、立体的にコンピューター処理することにより、病変がより見つけやすくなります。

MRI(Magnetic Resonance Imageing)

MRIとは、X線ではなく磁気を使って、どうぶつの身体の断面を撮影する装置です。
縦・横・斜めとあらゆる断面、角度で描出できるのが特徴です。

MRIによって検査可能な病気として、椎間板ヘルニア、脳腫瘍、脊髄腫瘍、脳炎、脳梗塞、脊髄梗塞、水頭症などが挙げられます。

実施可能病院