2021.09.16
毛包炎
毛包炎とは
皮膚の毛包部分に細菌感染が生じ、膿が溜まった状態です。感染部分は炎症により赤くなってしまいます。
当院での症例
犬 ジャックラッセルテリア 9歳
もともとあった皮膚の腫瘤が大きくなり、赤くなっているとの主訴でご来院されました。視診と細胞診検査にて、感染を確認し毛包炎と診断。細胞の異型性などの悪性所見はなかったため、膿瘍を切開し排膿させ、洗浄・抗生剤の外用薬を塗布。患部を舐めないようようにエリザベスカラーを着け、抗生剤の内服を処方しました。再診時、膿瘍および炎症がないことを確認し、治療終了としました。